病原体と悩む女性
ウィルス

感染症とは、大気、水、土壌、動物などに存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入することで発生する病気のことです。
人間は普段の生活の中でも、常に感染症にかかるリスクがあります。
また、感染しても、症状が現れる場合と、はっきりとした症状が現れない場合があります。
症状も軽度なものから、生命に危険を及ぼすようなものもあります。

身近にある感染症には、風邪、インフルエンザ、食中毒、水虫、日本人で約100万人が感染しているといわれる性感染症のクラミジアなどがあります。

流行しやすい感染症には

  • 麻しんウイルスにより空気感染する麻しん(はしか)
  • 風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症の風しん
  • インフルエンザウイルスによる感染症のインフルエンザ
  • 感染性胃腸炎(ノロウイルス)
  • O157(腸管出血性大腸菌、水痘(水ぼうそう)
  • 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

などがあります。

身近にある不治の感染症には、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やB型肝炎、鳥インフルエンザがあります。
患者の免疫力が高ければ、感染リスクは低いですが、高齢者や幼児、病人は免疫力が低いので感染のリスクは高くなります。

感染症は、(1)病原体が体内に侵入する(2)病原体が定着する(3)病原体が増殖する、この3つの条件が揃うことで成立することから、感染源を隔離、消毒、滅菌する事が重要です。
また、正しい手洗、マスク装着、バランスのとれた食事、適度な運動、睡眠、予防接種なども病原体が体内に侵入するのを防ぐことになります。

感染症には、感染症治療法が確立されているものと、HIVや鳥インフルエンザのように現代医学でも対症療法しか行えないものもあります。
感染、発症、伝染、重症化を防ぐためにも、日常から適切な栄養と休養を取り、予防接種を受け、感染症サーベイランス(感染症 早期探知システム)に関心を持つことが重要です。

感染症治療のための処方薬、個人輸入薬

感染症治療には、さまざまな医薬品があり、有効な医師処方薬も多数出回っています。
ですが、感染症治療薬の中には、国内では処方薬として処方できない薬もあり、それらは個人輸入で入手したほうが良いという場合もあります。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

日本の新薬の認可は、他国と比較してもかなり遅いと言われています。
理由は、臨床データを非常に慎重にとるためです。
医療機関が新薬を出すためには、数年単位での長い時間がかかります。
対して、海外には、国内では未だ使用できない薬が数多く出回っており、個人輸入代行などを使えば、国内からでも入手可能です。
個人輸入代行では、インターネット経由の薬剤通販が主流で、病気の治療薬の他に、ダイエット薬や、美容関係の薬剤などを購入している人も多いようです。

感染症治療に関しては、他にも特別な事情があります。
例えば、海外で感染症に罹ってしまい、国内で治療できないケースです。
海外にしか生息していない病原菌による感染症は、国内での症例が少ないために、処方薬が無く仮にあったとしても承認薬として流通していないものが数多くあります。
そういった場合には、個人輸入を通じて薬を手に入れるしかありません。

また、性感染症などの病気にかかっている場合には、患者は病院に足を運びたくありません。
人目に触れられたくないようなプライベートな事案ですから、こっそり治療したいのでしょう。
以前は医師の処方薬がなければ治療ができませんでしたが、現在では個人が簡単に入手できるようになりました。

性感染症の感染源は性行為に限らない

性病とは、男女ともに生殖器官に関連する部位にウイルスなどの原因により炎症やできものを起こしたりする病気を総称しています。
一般的に、性行為を行うことで感染して性病になるという見方が多くあります。
しかし、性行為だけじゃない性病の感染源も存在するので注意が必要です。

性行為以外の性病の感染源としては、口腔外科関係から性病が感染するという所謂医療感染と呼ばれるケースがあります。

ある女性患者を例にとると、歯根嚢胞と呼ばれる口の感染症と風邪が重なってしまい、免疫力が低下しカンジダ膣炎という性病に感染してしまったという例があります。
カンジダ膣炎の元となるカンジダの正体は真菌、つまりカビの一種です。
通常、健康な身体であれば問題はありませんが、免疫力の低下によりカンジダが活発化してしまい発症したのです。
医師からは性行為によるものと勘違いしやすいので厄介な経緯といえます。

また、こうした性行為以外での感染源による発症は女性の場合、デリケートな部分に関わる問題ですので、精神面で苦痛になりがちです。
他に、ストレスや疲れによって同じく免疫力が低下して性感染症を発症してしまう場合もあります。

また、母親が性器クラミジア感染症にかかった場合、出産の時に赤ちゃんに感染する母子感染もあります。
赤ちゃんに感染した場合、肺炎を起こすこともあるので注意が必要です。
女性は、感染すると病原体が広がりやすく、症状が悪化すると不妊症になるケースもあるので、注意が必要です。
クラミジア感染の可能性が少しでも考えられるのであれば、すぐに検査をしましょう。
病院や保健所以外にも自宅で出来る検査キットもありますので事前に準備しておけば万が一の際には安心できます。